プライベート
私が初めてデジカメを買ったのは1997年の夏だから、もう6年半になる。景品で貰ったものや不要になったのを貰ったものを含めると、約1年前に購入した現在のものが5台目になる。最初の物に比べると画素数が10倍以上で、画像の質は遙かに良くなっている。写真店で四つ切りサイズの印画紙にプリントして貰ったら、一見したところはネガフィルムで撮影した物とそれほど変わらない品質のプリントが出来上がって、正直のところびっくりした。(よく見ると電線がギザギザになっているなどデジタルの欠点は判るのだが…)
長いことフィルムカメラを使い慣れていると、デジカメならではの失敗というのがある。それは撮影する瞬間にカメラが動いてしまう「手ぶれ」。デジカメの場合シャッターを押してから実際に撮影されるまでの時間遅れが長い上に、シャッター動作音や振動が無いため、シャッターの切れる瞬間が判りにくい、と言うのが原因らしい。今のカメラを使い始めたばかりの頃は手ぶれどころか、撮影する前にカメラを動かしてしまって空や地面ばかりの写真を撮ってしまったこともあった。最近はだいぶ慣れてきて失敗も少なくなってきたが、やはり慌てている時など、シャッターが切れる前にカメラを動かしてしまっていることがある様だ。また、動きの速い物の撮影はかなり難しい。最新機種ではこの点が随分改善されているらしいので、次に買う物ではこれほど悩まされないかも知れない。
プライベート
私は永年の花粉症持ち。小学高学年〜中学生の時、毎年2月頃になると鼻カゼを引いて、クシャミや鼻水が4月まで治らないのでおかしいと思っていた。まだ「花粉症」というものが知られていなかった頃の話。そのうち杉花粉によるアレルギーのことがテレビや新聞でも取り上げられる様になり、自分の症状がそれに該当することに気づいた。
花粉症でも重症の人は日常生活にも支障が出るほどらしいが、幸い私の場合はクシャミと鼻水が主症状で、一番花粉の多いときだけやや熱っぽくてだるくなるという程度。それに加えて成人してから年間を通して断続的に目のかゆみを感じる様になり、こちらも花粉の季節にはやや症状が強くなる。それで毎年医者に内服薬と点鼻、点眼薬を処方して貰っている。これで一応日常生活には大きな支障がない程度で済んでいる。
先日のテレビで、昨夏が冷夏だったおかげで今年は花粉の飛散が非常に少ないと言っていた。冷夏で米の収穫などに影響が出たが、杉の花も少なかったらしい。お陰で少し楽な春を過ごせそうだ。
プライベート
最近盛んに放映されている「まる福茶」のCMソング「チェッチェッコリ」、元はアフリカ、ガーナの民謡だそうだが、歌詞の
リサンサマンガン♪ サンサマンガン♪
の部分が「二酸化マンガン、酸化マンガン」に聞こえてしまう。二酸化マンガンと言えば小学校の理科で習っただろうか、過酸化水素水を分解させて酸素を発生させる時に使う触媒、そして乾電池の中にも含まれている物質である。「何故にここでこんな化合物の名前が出てくるの?」と随分悩んでしまった。まる福茶公式サイト http://www.marufuku-cha.net/sekai/cm.html
プライベート
今年の3月13日、いよいよ九州新幹線が開業する。今回は既に開業している博多側からではなく、終点の鹿児島側から熊本県の新八代までが先に開業。当分の間、博多〜新八代間は在来線特急での連絡となる。事情通の人から聞いた話では、博多から工事を始めて熊本あたりまで出来たところで工事が中断してしまう、と言う事態を避けるためらしい。
ところで、九州新幹線の開業に伴って九州の在来線も大幅なダイヤ改正がある。その目玉の一つが新幹線に連絡する観光列車の設定。そしてその中になんとワンマン運転の特急列車が登場するという。ローカル普通列車のワンマン化はJRになってから急に進んだが、ついに特急もワンマンの時代になってしまうらしい。
鉄道会社のコストは人件費の占める割合が非常に大きいらしいのでやむを得ないこととは思うが、なんだか寂しい物がある。
JR九州公式サイト http://www.jrkyushu.co.jp/
熊本日日新聞の記事 http://kumanichi.com/news/local/main/200401/20040108000040.htm
プライベート
お天気の良い穏やかな日曜日、ちょっと田舎道をドライブしてみたくなったので針路を北にとり笠間方面に向かう。途中通りがかりの手打ち蕎麦店に入り「鴨汁蕎麦」を注文。しょうゆ味の暖かい鴨汁にざるそばを付けて食べる物。なかなか美味だった。
そのまま海岸方向に走り大洗へ。ここには昔から水族館があったが、最近長期休館してリニューアルしたというので行ってみることにした。駅からバスも出ているがほとんどは自家用車で来る客なので駐車場はたっぷり確保されている。入場料は1800円、水族館としてはやや高い方か。
設備はかなり充実しており、スペースも余裕があるので、来館者が多い割にはゆったり見られたという感じ。改装前には来たことがないので以前との比較はできない。ただし入場料が1800円ということを考えると、大阪の海遊館(2000円)と比べてかなり見劣りがすると言わざるを得ない。また東京の葛西臨海公園(700円)と比較してしまうと、正直言ってかなりの割高感を感じてしまう。葛西が内容の割にかなり割安なのだと思う。ゆっくり休憩しながら見ても約1時間余りで見終わってしまった。イルカのショウを見ればも少し時間がかかったとは思う。
その後鹿島灘沿いに南下してカシマサッカースタジアムの横を通って夕刻帰宅する。
仕事
私の職場では、ほぼ隔月でグループの全員が集まって仕事の進捗状況など報告する会を開いている。前回は10月の前半だったが、リーダーが出張などで忙しかったこともあって約3ヶ月近く開いてしまった。
自分の報告は11月の福井の会議に関連する事項と、昨年末からの装置トラブル対応関係が主になってしまう。本来ならそれ以外にもやらなくてはならないことがいくつかあるのだが、そちらの進行状況はやや遅れ気味。予期せぬ装置トラブルなど不可抗力的な部分もあるが、もう少し効率よく進められる部分もあったはず。他のメンバーの報告を聞くと、良い仕事をしている人は、外的な障害があってもその中で出来ることを上手にやっていると感心する。
プライベート
朝起きると喉にタンがからむ感じがして鼻づまりもある。クシャミはアレルギー性の物と思われるが、咳はやはり風邪か?熱は出ていないし、お腹を壊してもいないのでインフルエンザではなく普通の風邪らしい。早めに帰宅して、夜更かしせず暖かくして休むことにする。
社会
先日のNHK総合テレビ「クローズアップ現代」で自分の手首を傷つける「リストカット」を行う若者達のことを扱っていた。10代〜20代の女性に多いらしい。
自分の身体を傷つける行為は、多くの場合何かを訴えてもそれを真剣に聞いてもらえないときに行う場合が多い、と言う話はかなり昔に聞いたことがある。なにか自分が真剣に悩んでいることを打ち明けてもかるく受け流された場合、自殺しようと(多くの場合は故意に未遂に)すれば本気だと判ってもらえるだろう、と考える訳だ。誰しも程度の軽重はあれ、その様な想いが頭をよぎった経験はあるだろう。
「リストカット」の背景にも、自分の話を聞いて貰う相手が居ないという現実がある様だ。親、教師、友人などの人間関係の内容が昔と変化していると言うことの様だが、具体的な突っ込みが足りない感じだった。良いテーマを扱っていながら25分枠では問題の背景まで掘り下げることが出来ないのが弱点か。
社会
先週の後半だったと思うが、文部科学省が久しぶりに高校生の統一学力テストを行った結果がマスコミで発表されていた。国語、英語などはほぼ想定した正答率だったが、理科、数学が想定以下だったという。
「ゆとりの教育」の弊害が出ている上に、生徒達全体の理系離れがさらに作用したためという分析だったと思う。たしかに小学校の算数から随分内容を厳選して、授業時間も減らしてしまったらしい。それでも高校の理科や数学の要求水準はそれほど下がっていないので、どこかでついて行けなくなるのは当然だろう。
ただし、新聞に掲載された問題と選択肢の例を見ると、どうも理数系の方が内容が高度で、しかも「引っかけ」的な選択肢が多い様に思われた。想定正答率も、文化系の科目より厳しめではないだろうか?想定正答率を決めたのは大学教官とのことなので、それも問題かも知れない。(高校の教師の方が適当と思う。)
他にも色々気になることはあったが、この発表の直後にあった日教組の研究会で幹部が「由々しきこと」と言っていたのにはビックリ。現場の教員達はテストの数値が出るまで気づかずにいたのだろうか?
社会
青色発光ダイオードの発明者が、会社がその発明で大きな利益を上げたのに、それが十分報われていないとして裁判をおこしていた。米国では企業の業務といえ発明の成果で得られた利益は発明者に還元されるのが原則。日本では従来ほとんどの会社で、利益の大部分が会社のものとなり、本人には「金一封」の報賞金だけということが多かった
青色発光ダイオードが画期的な発明であることは事実である。それを利用して企業が利益を得たのだから「応分の」分配があってしかるべきという主張も、一般論としては間違っていないと思う。問題は、そもそも発明が個人の能力だけによる物か、会社という環境があって初めて出来た物なのか。発明のもたらした利益とその発明を可能にするために企業側が投じた投資の算定法もあいまいなまま。
今日出された判決は発明者側の主張を100%認めた内容。発明を可能にした会社側の貢献が全く評価されていない。そして判決後の発明者のまるで子どもの様な喜び様。インタビューに「半端な金額だったら、やる気をなくしますね」などと答えている。自分にはどうしても、なにか引っかかる物があり素直に賛同できない。
プライベート
茨城県の南西部取手市と下館市の間約50kmを結んでいる関東鉄道常総線という私鉄の路線がある。取手〜水海道間は、乗客数も多く線路は複線で列車も一時間4本くらいは走っている。水海道より北はほとんど田んぼと畑しかない様なところを走る。下館まで行くのは一両編成ワンマン列車が一時間に1本だけという極端なローカル線。
この常総線、電気でモーターを回して走る電車ではなく、ディーゼルエンジンで走る気動車で運行されている。筑波山の北の柿岡と言うところに地磁気観測所があるため、電車にする場合には磁気観測に影響を生じない様に対策が必要で、費用がかかりすぎるから電車に出来ないらしい。
普通に全線乗ると片道1430円だが、土休日に限り乗り放題で1500円のきっぷがあるので、これを利用して下館まで行ってくる。別に下館にこれといった用はないのだけれど。(笑)平坦な区間ばかりなので、それほどエンジンがうなりを上げる場面はないが、加速するときのエンジンの音は電車とは全く違って、いかにも「一生懸命走ってます」と言う感じがして心地良い物がある。常総線も、最近は高出力のエンジンを積んだ新車が増え、旧型車ほど騒がしい音はしなくなっている。いずれにしても水海道以北の沿線風景は今ものどかな田園風景そのもの。